視座を高く持ち、切磋琢磨してほしい<br>ランチェスター代表&CTOが期待するエンジニア像とは
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視座を高く持ち、切磋琢磨してほしい
ランチェスター代表&CTOが期待するエンジニア像とは

創業から13年。ランチェスターは組織として少しずつ大きくなり、エンジニアをはじめとするメンバーも増えてきました。今回は、元々はエンジニアである代表・田代と、2020年1月にCTOに就任した大久保が、ランチェスターが期待するエンジニア像について語ります。

ランチェスターは2017年にモバイルアプリケーションプラットフォーム「EAP」の提供を開始し、多くの企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)の支援を行ってきました。また、2020年1月には大久保和彦がCTO(最高技術責任者)に就任。同年6月にはEAPを進化させた「MGRe – Make Good Relationship – (メグリ)」をローンチしました。
今後さらに、DXへの支援を加速させることを目指していますが、そのために必要なのは優秀なエンジニアの力。代表の田代は「エンジニアが難易度の高い技術にチャレンジでき、社会の役に立つアウトプットが出せるような環境を作りたい」と話します。CTOに就任したばかりの大久保と共に、ランチェスターとしての理想のエンジニア像と、エンジニアと共に切り開くITの未来について、語ります。

個人よりもチームとしての力を大きくしていきたい

田代:僕ともう一人の取締役佐藤は元々エンジニアで、弊社ではエンジニアを非常に重要なポジションとして捉えています。視座の高いエンジニア同士が切磋琢磨し合い、社会の役に立つアウトプットや、新しい技術、難易度の高い技術にチャレンジできる環境を作りたいと思っています。

大久保:そうですね。

田代:それに、今後はエンジニアの個人の力よりも、チームとしての力を大きくしていきたい。MGReをローンチしてSaaSへ移行しましたが、SaaSになると求められる技術力が圧倒的に上がってきます。チームとしての力を強化することと、技術力の底上げを期待して、大久保さんにはCTOに就任してもらいました。

大久保:期待に応えるためには、「自律したエンジニア集団」になる必要があると考えています。

田代:「自律」、いいですね。やらされ仕事というよりも、積極的に仕事に関わっていってほしいです。


代表取締役 田代健太郎(左)、CTO 大久保和彦(右)

大久保:そのために、トライ&エラーを多くしていきたいですし、エンジニアがトライする習慣を後押ししていきたい。同じことを実現するとしても、アンテナを張って新しいやり方を取り入れていけたらと思います。勉強会やイベントなどでインプットするだけでなく、アウトプットにも力を入れていきたいです。

田代:チャレンジしないと得られるものは少ないですからね。でもチャレンジって、だいたい失敗するじゃないですか。

大久保:そうなんですよ。

田代:例えば、新しい技術や機能を提供するときに、ニーズがあるか分からない。でも、もしもうまくいけば、大きなリターンがあるかもしれない。だから、トライできる状況を作っていきたいですよね。

大久保:はい、トライの数や率で評価したいと思っています。エンジニアだからこそ知っているアルゴリズムやデータを活用してどういうバリューが出せるのか、企画の議論に上げてほしい。

田代:エンジニアは、コードを書くのに夢中になることも大事かもしれません。でも、もっと広い視野で見たときに、持っている技術を使って世の中の課題を解決できる可能性のあるものって、たくさんあると思うんですよ。そこまで視野を広げてほしいですね。

大久保:例えば2020年3月には、東京都公式の新型コロナ対策サイトがGitHub上で公開されました。

田代:あれってめちゃくちゃ世の中の役に立つじゃないですか。視野が違うと、そういうものが生まれやすいと思います。

大久保:技術力を身に付けると同時に、視野も広げてチャレンジしてほしいですね。

田代:今はまだエンジニアやマーケティングの部門が分かれているけど、これから事業が進んで人が増えていくと、異なる分野に興味がある人にはチャレンジする場が設けられていくと思います。

大久保:今、採用にも力を入れているし、チャレンジを推奨する社風だし、土台は整いつつあると思います。この先、半年~1年ぐらいしたら、そういう事例は出てきそうですね。

田代:ランチェスターなら、コードを書いているだけではできない経験が得られるはずです。例えば、先ほどの新型コロナ対策サイトは世界中から反響がありました。そんな風に、視野が違うと影響力も全く違ってきます。エンジニアは世の中にインパクトを与える力を持っていると思っています。

大久保:ランチェスターは、エンジニアへの期待が大きい会社ですよね。

社員の特徴は、「新しいことが好き!」

大久保:僕がランチェスターのエンジニアと接して感じたのは、皆が勉強熱心だということ。新しいものを取り入れるのが好きですよね。いい意味で現状に満足していないところがあるから、常に新しい情報が入ってきます。

田代:週に1回、自分達で勉強会を主催しているんです。iOS・Android・サーバーサイドなど、技術テーマ別に情報共有をしています。実際にプログラムのソースコードを書き出して、困っていることをみんなに聞いたりもしていますね。

大久保:技術書典という技術書の展示会にスタッフとして参加した人や、アプリのカンファレンスに出席している人も多い。

田代:会社としてもそういう活動はサポートしています。

大久保:新型コロナの流行でリモートワークになったときも、課題を見つけてどんどんやり方を変えていこうとしていました。常により良くしていこうという姿勢があると感じます。

田代:みんな未来を見据えて、導入するテクノロジーだけでなく、プロセスもどんどん変えていこうとしているのかもしれません。

大久保:それに、社内でお互いをリスペクトし合い、クライアントから信頼もされています。みんなとても誠実だから、会社としての信頼感がベースとしてあるけれど、個人とクライアントの関係もできていますよね。

田代:そうですね、いい加減なことはしたくないですしね。

大久保:僕が誠実だと感じた理由は、クライアントに対して、トラブルがあった時にしっかり対応している。そして社内では、自分の領域を越えてお互いにカバーし合っている。……社員の誠実さは、社長の人柄が表れてるのかな。

田代:そうだとうれしいです。

プロダクトに強み 大切なのは顧客視点

大久保:ランチェスターはプロダクトに強みがあると思っていて、MGReもそうですが商品力がありますよね。その上で、マーケティングもしっかりしているし、営業の構築もできていますね。

田代:そこは弊社の強みだと思っています。創業から約10年、ずっと受託開発でクライアントが抱える課題に向き合い、深堀りしてきたので。それに皆が顧客視点を持っているところも強みだと思っています。

大久保:自分たちのアウトプットに誇りを持っているから、自信を持って世の中に出していきたい。だからこそ、顧客視点が自然と生まれますよね。

田代:そうですね。使う側にとって「どういう体験が生まれるか」という部分を考えながら、プロダクトやサービスを作っています。

大久保:ランチェスターにいると、エンジニアとしての幅が広がると思います。SaaSのソフトウェアの基盤を自社で作っていますし、ソリューションとして機能をカスタマイズすることの、どちらも経験できますから。

田代:そういうところは面白いかもしれません。

大久保:目の前の課題への向き合い方も、遠い課題への見通しも、両方学べると思います。遠い課題とは、今あるプラットフォームがこの先どうあるべきかを考えて、新しい技術を取り入れてみる、とか。

田代:そうですね。

価値観の多様性 職種を超えたコミュニケーションを大切にしている

大久保:それから、ランチェスターで感じたのは互いに言いたいことが言える風通しの良さがあるなと思いました。

田代:フラットで風通しの良い雰囲気は、意識して作っています。多様な人たちがコミュニケーションを取り続けることで生まれるものってあるし、ビジネス的にも大きな影響を及ぼすと思っているので。

大久保:多様性があって、コミュニケーションが取れていることは大事ですよね。そうでないと、例えばエンジニアだけが集まると、プロダクトの話になりがちですし。

田代:そうなんです。スタッフ同士がコミュニケーションを取って互いに理解し合わないと、ビジネスが成り立たなくなります。エンジニアが作ったサービスをセールスやマーケティングチームに伝えないといけないし、逆も然りでセールスやマーケが持ってきた情報をエンジニアが受け取ることもある。

大久保:なるほど。

田代:今もできているとは思いますが、更にスケールしていくには、もっといろんなバックグラウンドを持つ人たちを集めて、色んなことを学んで吸収していく必要があると思っています。

大久保:そうですね。それぞれの経歴や経験が、ランチェスターで活かせると思います。

田代:そういう会社の環境をうまく利用して、個人の実績も作ってもらいたいですよね。

大久保:はい、各スタッフが「ランチェスターでこれやりました」って言えるように後押ししてあげたいですね。

多様なスタッフを集めて、グローバル展開を目指す

田代:会社としては、今後はグローバル展開も考えています。

大久保:日本で作られたものが世界で使われるようになるといいですよね。今は機械翻訳の機能も上がっていますし、言語に依存しないもの作れたらと僕は考えています。それを、エンジニア側から提案して色々考えていきたい。

田代:そうですね。あとは、今ランチェスターでは主に小売店に向けたアプリを提供していますが、他の業界に向けても、今持っている強みを提供していきたいと思っています。さらに言うと、将来的には顧客接点がアプリである必要がない時代が来るかもしれません。その頃には、新たなサービスを展開している可能性もあります。

大久保:色んなことにチャレンジしようとしているから、どんな経歴の人も、自分の経験を活かせる会社だと思います。

田代:多様性のあるメンバーを集めて、お互いにいいところや新しいことを吸収し合って、事業を発展させていきたいですね。

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