AWS EC2のマイクロインスタンスでスワップ領域を作成

AWS EC2のマイクロインスタンスでスワップ領域を作成

EC2のマイクロインスタンスにはスワップ領域が無いため、毎回ハードディスク上に作成して対応しています。

他のインスタンスタイプではエフェメラルディスク(揮発性ディスク)が付いているため、そこにスワップ領域を作ることが最適だと思いますが、t2のインスタンスタイプにはエフェメラルディスクがありません。

### 参考画像

スクリーンショット 2015-01-16 12.08.57

ストレージがEBSのみとなっています。

freeコマンドで以下のようswap領域が無い事を確認できます


[ec2-user@server ~]$ free
total used free shared buffers cached
Mem: 608292 140200 468092 0 7260 79764
-/+ buffers/cache: 53176 555116
Swap: 0 0 0

 

# swap領域の作成手順

ddコマンドで/dev/zeroから/swapfileにスワップ領域用のファイルを生成し、mkswapでスワップ領域を作成後にswaponでスワップ領域を有効にします。

dd if=/dev/zero of=/swapfile bs=1M count=1024
mkswap /swapfile
swapon /swapfile

freeコマンドで再度確認すると、swap領域が割り当てられているのを確認できます

[ec2-user@server ~]$ free
 total used free shared buffers cached
Mem: 608292 601252 7040 0 4192 528292
-/+ buffers/cache: 68768 539524
Swap: 1048572 0 1048572

最後に、サーバ起動時にスワップが自動マウントされるようfstabに設定します。

/etc/fstab

/swapfile swap swap defaults 0 0

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金子 将範
エンジニア 金子 将範 rubyist

新しいことや難しい課題に挑戦することにやりがいを感じ、安定やぬるい事は退屈だと感じます。 考えるより先に手が動く、肉体派エンジニアで座右の銘は諸行無常。 大事なのは感性、プログラミングにおいても感覚で理解し、感覚で書きます。