ActiveRecordのcountとlengthとsize
みなさんこんにちは。
意識高い系エンジニアの僕です。
今日も高まる意識をおさえつつRailsを書いていたんですが、気づいたらcountとlengthとsizeの意味がごっちゃになっていた(忘れていた)ので整理してみました。
ActiveRecordのcountとlengthとsizeの違い
ActiveRecordでレコード数をカウントするときに、count
,length
,size
などカウントするメソッドは複数存在しますが、状況に応じて適切に使い分ける必要があります。
ActiveRecordでのレコード数のカウント方法
メソッド | 内容 | キャッシュ |
---|---|---|
count | SQLのCOUNTを使ってカウントします | 使わない |
length | SQLの実行結果の行数をカウントします | あれば使う |
size | SQLのCOUNTを使ってカウントします | あれば使う |
lengthの場合、SQLの実行結果の行数をカウントするため、COUNTを使ってカウントするcount
やsize
の方が処理は軽くなります。
しかし、count
はキャッシュを使わないため、毎回COUNTのSQLを実行してしまいます。
行数のカウントだけであれば、キャッシュの有無で判断してくれるsize
を使ったほうが良さそうです。
ちなみに今のRailsはSQLを遅延実行するようになっているので、たとえば以下の様なSQLが2回発行されるようなコードでも、
pry(main)> clients = Client.all Client Load (0.3ms) SELECT `clients`.* FROM `clients` pry(main)> clients.count (0.3ms) SELECT COUNT(*) FROM `clients` => 5
メソッドチェインでつなぐと、1回のSQL発行で済むようになっています。
pry(main)> Client.all.count (0.2ms) SELECT COUNT(*) FROM `clients` => 5
エンジニア
金子 将範 rubyist
新しいことや難しい課題に挑戦することにやりがいを感じ、安定やぬるい事は退屈だと感じます。 考えるより先に手が動く、肉体派エンジニアで座右の銘は諸行無常。 大事なのは感性、プログラミングにおいても感覚で理解し、感覚で書きます。
TAG
- Android
- AWS
- Bitrise
- CodePipeline
- Firebase
- HTML
- iOS
- IoT
- JavaScript
- KPI
- Linux
- Mac
- Memcached
- MGRe
- MGReのゆるガチエンジニアブログ
- MySQL
- PHP
- PICK UP
- PR
- Python
- Ruby
- Ruby on Rails
- SEO
- Swift
- TIPS
- UI/UX
- VirtualBox
- Wantedly
- Windows
- アクセス解析
- イベントレポート
- エンジニアブログ
- ガジェット
- カスタマーサクセス
- サーバ技術
- サービス
- セキュリティ
- セミナー・展示会
- テクノロジー
- デザイン
- プレスリリース
- マーケティング施策
- マネジメント
- ラボ
- リーンスタートアップ
- 企画
- 会社紹介
- 会社紹介資料
- 勉強会
- 実績紹介
- 拡張性
- 採用
- 日常
- 書籍紹介
- 歓迎会
- 社内イベント
- 社員インタビュー
- 社長ブログ
- 視察
- 開発環境