Rubyの変数とスコープについて
この度Ruby技術者認定試験をうけるにあたって
Rubyの変数とスコープについて再確認しました。
Rubyには以下の種類の変数があります。
– グローバル変数
スコープに関係なく、どこからでも呼べる
$fooのように先頭に$をつけて定義する
– インスタンス変数
クラスのインスタンス毎に持つことが出来る変数。
クラスの外からは参照できないため、参照する場合はGetterを作る
@fooのように先頭に@を付けて定義する
– クラス変数
クラスごとに共通でもつ変数で、クラスから生成した各インスタンスで共有される
@@fooのように先頭に@@を付けて定義する
– ローカル変数
メソッドやブロック内など、特定の範囲内で有効な変数
foo_barなど小文字のアルファベットやアンダースコア、数字が名前として使えますが、先頭の文字に数字は使えない
– 擬似変数
selfなど特殊な意味をもつもの
この中でローカル変数のスコープは少し複雑になっています。
1. メソッド定義の外側で宣言されたローカル変数のスコープは、メソッド定義の内側には及ばない
2. ブロックの内側で宣言されたローカル変数のスコープは、ブロックの外側には及ばない
3. ブロックの外側で宣言されたローカル変数は、ブロックの内側でも有効
4. for inなどの制御構造はスコープを作らない
1については、感覚的に変数が有効だと考えてしまいました。
変数のスコープまわりのひっかけ問題が最初にいくつかあって意外と間違えました。
それから、初めて代入する変数でif文で制御されて代入されなくとも、変数宣言はされる
というところに引っかかりました
以下のコードはnilが出力されます。
“`
foo = 1 if false
p foo
“`
1行目は通りませんが、変数宣言のみはされます。
1行目がないと、「undefined local variable or method」となります。
Rubyでは宣言されていない識別子の参照は引数の無いメソッド呼び出しとみなされます
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新しいことや難しい課題に挑戦することにやりがいを感じ、安定やぬるい事は退屈だと感じます。 考えるより先に手が動く、肉体派エンジニアで座右の銘は諸行無常。 大事なのは感性、プログラミングにおいても感覚で理解し、感覚で書きます。
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