iOS Firebase Crashlytics dSYMアップロード

Crash Reportingから Crashlyticsへ移行は済んでいますか？
2018/9/8以降はCrash Reportingが使えなくなってしまいます。
終了まであと少しです！

Crashlyticsではこちらに記載されているようにdSYMファイルのアップロードに失敗するケースがあります。

引用：

残念ながら、dSYM のアップロードが失敗する状況が少数あります。その原因は、一般的にプロジェクト固有の設定、またはアプリに含まれるビットコードです。アップロードが失敗すると、Crashlytics は Firebase コンソールに「Missing dSYM」というアラートを表示し、クラッシュ レポートを正常に表示できないことを通知します。

iOSではdSYMファイルがアップロードされていないとCrashlyticsコンソールにクラッシュログ一覧が表示されません。
（クラッシュは無いほうがいいですが。）

この場合、手動でdSYMファイルのアップロードをすることになります。

dSYM取得方法は？

3通りあります。

• XCode Organizer 一覧でアーカイブを選択してDownload SYMsよりダウンロードして取得
• XCode Organizer 一覧でアーカイブを選択して[Show In Finder] – [.xcarchiveのパッケージの内容を表示] → dSYMフォルダより取得
• App Store Connect　よりダウンロード

アップロードコマンド

コンソールで手作業で1つずつアップロードしてもいいと思いますが、一度zipに圧縮する必要があり、複数あったりすると大変なので、コマンドでアップロードします。この時ワイルドカードを使ってdSYMファイルを指定すれば一括してアップロードできます。

/path/to/pods/directory/Fabric/upload-symbols -gsp /path/to/GoogleService-Info.plist -p ios /path/to/dSYMs/*.dSYM

これでCrashlyticsのコンソールにクラッシュログ一覧が表示されるようになります。