watchコマンドの使い方

watchコマンドの使い方

watchとは、一定間隔で指定されたコマンドを発行してその結果を確認するためのコマンドで、時間の経過とともに結果が変化するコマンドの監視に便利です。

◆使い方

watch [-n <実行間隔(秒)…小数も指定可>] [-d <差分ハイライト>] [-t <タイトルを表示しない>] <実行コマンド>

主な使用例としては以下のとおり。

◆サーバの時計による時間の確認

[lanchester@sv1 ~]$ watch -n1 date 
2015 8 31 11:35:26 JST

=> 1秒毎にdateコマンドを発行して時間を確認

◆ディスクの空き容量を監視

[lanchester@sv1 ~]$ watch -n10 df -m
Filesystem           1M-ブロック    使用   使用可 使用% マウント位置
/dev/sda2               419682    138527    259836  35% /
/dev/sda1                  950        48       854   6% /boot
/dev/sda3                46937      2879     41673   7% /var
tmpfs                     1956         0      1956   0% /dev/shm

=> 10秒毎にdfコマンドを発行してディスクの使用状況を確認

◆メモリの使用状況を監視

[lanchester@sv1 ~]$ watch -n5 free 
             total       used       free     shared    buffers     cached
Mem:       1020224     869652     150572          0     178760     176548
-/+ buffers/cache:     514344     505880
Swap:      2097144      45392    2051752

=> 5秒ごとにfreeコマンドを発行してメモリの使用状況を確認

他にも、httpdやDBのコネクション数を表示する事でサーバの負荷監視にも役立ちます。

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福ちゃん
プロジェクトマネージャー 福ちゃん fukuchan

PM兼、SE兼、雑用係。 プログラムを書く機会はめっきり減ってしまったので、DBやインフラに関する記事を書いていきます。 子育て、筋トレ、資産運用、鳥取県のPRに関心があります。