Macでスクリーンショットを撮るショートカットが覚えられない

SSと聞いて思い出すのはセガサターンです。こんばんは、せがた篠キチです。

僕が最初に手にしたiPhoneは3GSだったんですが、そのとき驚いた仕様の一つがスクリーンショット撮影機能でした。電源ボタン(正確にはスリープ/スリープ解除ボタン？)とホームボタンを同時押しするだけで、カメラロールにスクリーンショットが保存される。便利すぎて気絶しそうになりました（ウソ™）。

それに引き替え、Macのスクリーンショット撮影機能。⌘キーとshiftキー押しながら「3」。

なぜ、3…？

これ、まだMac OSが漢字Talkとか言われてたころからあった機能で、その頃から⌘＋shift＋3だったわけですが、なぜ3なのか僕の中ではいまだに謎です。ご存じのかた教えてください。

というわけでこの何の脈絡もない「３」のおかげで、いつまで経ってもこのキーの組み合わせが覚えられなくて毎回確認しているので、そうだこのことをまとめ記事として書いたら覚えられるに違いない、と思った次第。Appleのサポートに全部書いてあるでしょ、とか言わないでみなさんおつきあい下さい。

スクリーンショットを撮る（ファイルに保存）

まずは普通の撮り方。Macの場合はスクリーンショットをPNG形式でデスクトップに保存するのが標準です。

⌘＋shift＋3

画面全体のスクリーンショットがデスクトップに保存される

⌘＋shift＋4

押した後、範囲選択ができるようになり、その選択部分がデスクトップに保存される

⌘＋shift＋4 のあとで スペース

範囲選択をするところで、スクリーンショットを撮りたいウインドウの上にカーソルを置いてスペースを押すと、そのウインドウだけが選択される。選択された状態でクリックするとデスクトップにウインドウだけのスクリーンショットが保存される。

スクリーンショットを撮る（クリップボードに保存）

Windowsのスクリーンショット機能に近い方法ですね。まあWindowsもWindowsキーとPrintScreenの組み合わせでファイル保存できますけど。

⌘＋shift＋Ctrl＋3

画面全体のスクリーンショットをクリップボードに保存

⌘＋shift＋Ctrl＋4

範囲選択をしたところをクリップボードに保存

⌘＋shift＋Ctrl＋4 のあとで スペース

選択したウインドウの部分だけをクリップボードに保存

PNG形式はイヤじゃ

ファイル保存されるスクリーンショットはPNG形式なんですが、一身上の都合でPNG形式が嫌いで仕方がない人は、ターミナルでコマンド打たなきゃならないですが変更できます。

defaults write com.apple.screencapture type jpg

この例ではjpgにしてますが、pdfも選べます。まあPNGでいいじゃんと僕は思いますが。
このあと、以下のコマンドでSystemUIServerを再起動します。

killall SystemUIServer

デスクトップが散らかるのはイヤじゃ

僕のデスクトップはつい最近までスクリーンショットだらけでしたが、いまはスッキリ片付いてます。
ファイル形式の変更と同じように保存場所を変えることができるからです。僕はピクチャフォルダの中にScreenshotsというディレクトリを作って、そこに保存するようにしました。

defaults write com.apple.screencapture location [保存場所]

SystemUIServerの再起動もお忘れなく

killall SystemUIServer

実は専用アプリがある

という具合にOS標準の機能でスクリーンショットを撮る方法を紹介してきましたが、実はMacにはスクリーンショット撮影用のグラブ.appというのが標準で用意されていて、アプリケーションのユーティリティの中に入っています。

これを使っても画面全体・選択部分のみ・ウインドウのみのスクリーンショットがカンタンに撮れますし、グラブ独自のタイマー機能というのがあって、これを使うとDockに入っているスタックを開いた状態、のようなMacの操作途中みたいなスクリーンショットを撮ることもできます。

いつまで経っても⌘＋shift＋3 が覚えられない僕は、もうグラブ使えばいいんじゃないかという気もしてきましたが、きっとこの原稿を書き終わったら⌘＋shift＋3が記憶に焼き付いて離れなくなって夢にまでみてうなされているに違いないと思います。