“--
”と入力すると勝手に“—”になる問題に終止符
Microsoft Officeのオートコレクト(頭文字が自動で大文字になったり変な書式が設定されるアレ)が便利と思えたことが人生で一度も無い篠キチです、こんばんは。
さて、今回はこのオートコレクトに似た事象で、随分長いこと困ってた事案がようやく解決したのでご報告。ちなみにこれはMacだけの話で、シングルクォートやダブルクォートの記号が勝手に変換されて困ってる人も、たぶん同じ原因なので参考にしてください。
--
が自動で—に変わる謎現象
ランチェスターは業務でヌーラボさんのBacklogを多用しているんですが、課題を書くときにBacklog記法と呼ばれるMarkdownに似た書式を使うことができて、箇条書きの記述には“-”を使います。
で、一段レベル下げする場合は“--
”と書くんですが、Mac上でこれをやると勝手に“—”に置換される事象が発生。
“—”になったら当然箇条書きにはならないわけで、勝手なことすんじゃねえ感ハンパないんですが、これを止める方法が全然わかりませんでした。そもそもなんてググったらいいのかもよくわからなかったし。
解決方法 ステップ1
システム環境設定のキーボードの中に「ユーザ辞書」というタブがありますが、この中に「スマート引用符とスマートダッシュを使用」という項目があります。このチェックを外すのがまず第1ステップ。
今回の件を解決するのはスマートダッシュのほうなんですが、まとめて設定になっているので迷わず外しましょう。スマート引用符をONにしててもいいことないし。たぶん
解決方法 ステップ2
しかしステップ1では解決しなかったbacklog記法の問題。これがわからなくて苦労しました。
実はステップ1の「ユーザ辞書」設定のヘルプに書かれているんですが、気づかねえよこんなの。
実はスマート引用符やスマートダッシュはシステム以外にアプリケーションレベルでも設定が可能なものがあり、この場合はアプリケーションの設定が優先されるんですね。
そしてSafariにもその項目はありやがります。
アプリケーションメニューの「編集」の中にある「自動置換」。ここにスマート引用符やスマートダッシュを使うかどうかを個別に設定できるようになっています。これを外さないと、システム環境設定をいくら変更しても意味がない。
これでスマートダッシュの呪いから解放されます。スマート引用符もついでにどうぞ。
※写真素材は前回の記事に続いて毎度おなじみフリー写真素材ぱくたその現役グラドル茜さやさんフリー素材を使わせていただきました。
約3年半にわたり君臨したランチェスター最年長の座を譲り、今はただの猫・鉄道・Perfume好きな不惑おじさん。好きなスタバオーダーはクワットロベンティノーホイップソイホワイトモカ。
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