try! Swift TOKYO 2017 に参加してきました
先日、try! Swift TOKYO 2017 に参加してきました。
費用は会社でもってくれました。
大変感謝しています。
ここでは勉強会を軽く振り返りながら、感想を述べていきたいと思います。
この記事が少しでも参考になればと思います。
私はあまり大型の勉強会に参加したことがなく、参加する前は少し不安もありました。
運営が発表していた今年の参加人数は730くらいだったと記憶しています。
私が参加する前に感じていた不安で大きかったのは以下の 3つです。
1.英語がわからない
2.勉強会で独りにならないか
3.ハッカソンに参加するかしないか悩む
1.英語がわからない
講演者がほとんど外国の方で全員が日本語で喋るとは思えないので、英語が苦手な私が参加して理解できるか不安でした。
しかし、当日は全員に同時翻訳のレシーバが貸与されており、講演の内容がわからないということは全くありませんでした。
同時通訳のクオリティが高くて驚いたのですが、事前に資料読み込みをしていること、IT技術専門の通訳の方が担当しているということを聞いて納得しました。
来年も同じ状況になるかわかりませんが、今年と同じであれば英語について不安を感じる必要はまったくないと思います。
ちなみに同時通訳のレシーバはチャンネルによって言語が別れており、1ch は英語 -> 日本語の翻訳で、2chは日本語 -> 英語の翻訳でした。
2.勉強会で独りにならないか
私はたまに外部の勉強会にさんかするのですが、知り合いが少ないこと、知らない人と積極的にコミュニケーションを取ることが得意でないということがあり、懇親会でもあまり話せないで終わることが多いです。
なんとなくですが、常連同士ですでにコミュニティが出来上がっていて、入りにくいと勝手に感じてしまうので自分自身の問題もあるとは思います。
今回参加したTry Swiftでは、知らない人とも結構会話することができました。
これは運営側が意図的にそれを促しているというのもあります。例えば、ランチタイムは長めに90分とっていたり、講演の合間に「隣の人と話してはどうですか?」と司会者の方が促したりしていて、普段会話することのない外国の技術者の方とも話ができました。
2日目には夜に懇親会もあり、そこでもいろいろな方と会話することが出来て良かったです。
他にも外国の方と話をしましたが、日本で働いているエンジニアなど日本語を話せる人が多かった印象です。
私は単語くらいしか英語を発することはありませんでした。
実を言うと今回は普段お世話になっている他社のエンジニアの方と3日間席を一緒にしていたので一人になることはありませんでした。
ただ、それがなかったとしてもコミュニケーションは取りやすい雰囲気があると感じました。
3.ハッカソンに参加するかしないか悩む
3日目はハッカソンが行われたのですが、ハッカソンに参加したことのない私はチームはどう分けるのか、お題はどう決めるのか、何人くらい参加するのかなど疑問だらけでした。
この点については、事前にスラックでハッカソンのチャンネルが開かれていて、会話を見ることができたので雰囲気を感じ取ることはできました。
最終的にはハッカソンには参加せず、ハッカソン会場で開催されていたサーバサイドSwiftのハンズオンに参加したのですが、ハッカソン会場をのぞいた感じだとSlackで発言していた人数で想像していた以上に参加していて、当日までチームが決まっていなくても難民にならないで済むのではないかという印象をうけました。
それにしても10数年この仕事に携わっているのに参加する機会が今まで無かったというのも勿体無いなと思いました。
印象に残った講演やLT
以下の講演やLTが印象に残りました。
1日目
10:20〜 Swift on Android
Android上でSwiftを使わない方がいいと言っているように聞こえました
15:25〜 データレイヤを分離する
実案件で自然と採用しているような実装パターンが紹介されていたので、共感できました
15:35〜 UIをSwiftyに書く
Cartographyというライブラリが紹介されていました。
普段StoryBoardを最大活用して実装している私の状況とは反するので興味深い内容でした。
16:30〜 SwiftのWeb APIとアプリをともに構築する
サーバサイドSwiftは興味があるので、自分にとってはタイムリーな話題でした。
Frank(軽い)、Kitura(高機能)、Vapor(高機能)などのフレームワークが紹介されていました。
次の講演でも触れられていましたが、Heroku + Vaporというのが最も人気のあるSwiftサーバサイドの環境ということでした。
2日目
10:00〜 テスト可能なコードを書くということの2 つの側面
テストの書きやすいコードを書くようにしていると言っていたと思うのですが、それは共感できました。
テストを書きにくいと思ったら、そのクラスなりメソッドは役割が多すぎたり問題を抱えている場合が多く、設計し直したいいのだと思います。
11:30〜 様々な場面でSwiftを使う
Swiftでクローラをつくているとのことで、RasberryPieでSwiftを動かした話もあって大変興味深かったです。
16:50〜 Client-Side Deep Learning
クライアントサイドディープラーニングの話でした。
iOS10から使えるMetal Performance Shadersでニューラルネットワークの計算ができるそうです。
スマホで計算させたら遅いんじゃないかと疑問に思ったんですが、学習データをパワーの有るサーバで作成して、アプリ側はそれを利用するだけなので、通信が発生しない分状況によっては向いているということでした。
その他感想
- 電源がなかったので、バッテリーがあまりもたないPCを持っている私としては電源には困りました。(2日目のハッカソンとワークショップでは電源がありました)
- 昼食の種類が多くて良かったです。ベジタリアン向けのもありました。コーヒーや野菜ジュースなどの飲み物等も用意されていて、特に買い出しが必要ということは無かったです。
※画像出典:try! Swift https://www.tryswift.co/events/2018/tokyo/jp/
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新しいことや難しい課題に挑戦することにやりがいを感じ、安定やぬるい事は退屈だと感じます。 考えるより先に手が動く、肉体派エンジニアで座右の銘は諸行無常。 大事なのは感性、プログラミングにおいても感覚で理解し、感覚で書きます。
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