Matzさんの講演「若手エンジニアの生存戦略」に行ってきました
初めまして、ここではお初にお目にかかります。
2月にランチェスターの仲間入りを果たしました坂口です。
3年目のまだまだなエンジニアですが、それなりにRailsとかかけるようになりたいな
ということで先日『【まつもとゆきひろ氏特別講演】若手エンジニアの生存戦略』に行ってきました。
若手エンジニアかどうかはともかく、最近Rubyデビューをした私にとっては、その生みの親であるMatzさんに会えることはこれからのエンジニア人生に良い影響を与える気がしたので行くことにしました。
その中でエンジニアとして生き残るにはアウトプットし続けることが大切だという話があったので、アウトプットの1つとしてそのまとめと感想を。
エンジニアとして生き残るには?
(以下メモからのまとめ)
パターン認識能力を鍛えろ
『パターン認識とは、失敗体験を素早く解析して同じ過ちを繰り返さない、成功体験であれば同じ成功が繰り返し発生するための仕組みを素早く作り上げるスキルである。』
- スタートアップに成功する人は共通してパターン認識能力がある
- 生き残る方法として誰にでも当てはまる方法なんてない
- 成功者の真似事をしても同じようにはいかない
- ロールモデルを自分なりに変化させていく必要がある
- いろんな成功を知り、そこから自分なりの方法を試して失敗を次に活かすことが大事
「我慢」の価値を考えろ
- 「みんながやっているから自分も頑張らなきゃ」という社会的圧力に負けないこと
- 我慢をしても実際のパフォーマンスが上がらないのではその我慢は無駄である
- 「当たり前」に囚われず、常にどうあればより楽に、より良いValueを提供できるのかを考えるべき
- 大事なのは目的を明確化し、時には空気を読まないこと
- Don’t work hard. Work smart.
思い込みをなくし、問題解決を極めろ
- プログラマーの仕事のほとんどは問題解決
- バグ原因の95%は思い込み
- 問題解決は問題把握→問題分析→提案→実装→評価の繰り返し
- 人生のほとんどは問題解決の繰り返しでできている
- 同じ原則を人生に適用できるプログラマーは人生の勝ち組になれる
とにかくアウトプットしろ
- プログラマーはとにかく勉強するが、インプットだけではあまり成長には繋がらない
- インプットとアウトプットのバランスが大事で、他との差別化の鍵になるのはアウトプット
- 新しいことをするのは面倒・億劫・恥ずかしいという心理的障壁が邪魔をしている
- クオリティは棚上げしていいので、最初の一歩を踏み出すことが大切
- ザッカーバーグもスティーブジョブズも小さな作品を公開したところから始まっている
- MatzさんがRubyを公開した初期段階はここまでになるものだとは思ってもなかった
- アウトプットしたから今がある
感想
エンジニアに関わらず、楽しく仕事を続けていきたい人には共通する、大事な話だと思いました。ひとまずこれからやっていくこととして
- 意識的にパターン認識能力を鍛える
- インプットしたらなるべくアウトプットしてアウトプット癖をつけるようにする
- 納得いかないことや面倒だと思ったことは我慢せずにどうにかする
- 自分の得意分野と既にある技術を使って新しいものを生み出そうとしてみる
- クオリティが低くても作りたいものをとりあえず作ってみて公開する
以上を掲げました。将来的に好きなことだけをずっとやっていきたいと思っているので、そのためにも今努力しないとですね。精進します。
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