いいことづくめ!EAPのSNSフィード取込機能

いいことづくめ!EAPのSNSフィード取込機能

こんにちは、ゆうこです!

先日リリースした、EAPのSNSフィード取込機能。すでにEAPを導入いただいている企業様のアプリではカスタマイズ開発で対応していたのですが、今回のリリースでよりスピーディ&リーズナブルに導入いただけるようになりました!

今回は、SNSフィード取込ってつまり何ができるの?どんないいことがあるの?を詳しくご紹介。さらに、導入事例としてパタゴニアさんの公式モバイルアプリをご紹介します。

SNSフィード取込機能って?

企業からの情報発信によく活用されている、Instagram、Twitter、YouTubeなどのSNSや、RSS対応のブログ等の外部コンテンツ。これらの投稿を自動的にEAPクラウドに集約して、アプリ最適化された形で、EAPアプリのニュースフィードに配信する機能です。

情報を一旦EAPクラウドに集約することで、

  • 形式の異なるメディアからの情報も「アプリのニュースコンテンツ」として見やすい形で配信
  • 連携するメディアが増えてもサクサク軽快な動作をキープ
  • ユーザー別の出し分けやプッシュ通知との連動も管理画面から簡単に設定可能

などのメリットがあります。

導入するとどんないいことがあるの?

アプリ内コンテンツが充実→お買い物”以外”のタイミングでの起動に

単なる会員証アプリやECアプリでは「そのお店で買い物をするタイミングにしか起動しない」アプリになってしまいます。
もちろん、お買い物のときに思い出して起動してもらうことができれば、購買データの取得には繋がります。

でも、せっかくのアプリがそれだけではもったいない!
新商品やキャンペーンの紹介、店員さん発信のコーディネートなど、すでに発信している情報をアプリでも配信することで、お買い物”以外”のタイミングにアプリを起動してもらえるチャンスが広がります。

ブランド情報がアプリに集約→情報がより届けやすくなる

コンテンツを様々なメディアで発信することは、より幅広いお客様に情報を届けられる可能性が生まれる反面、良いコンテンツが埋もれてしまったり、ブランドのファンにとっては「個々のブログやSNSをわざわざ見にいかないと見られない」という状況が生じかねないというデメリットがあります。
アプリに、あらゆるメディアから発信する情報を集約することで、より確実に情報を届けられる場をつくることができます。

お客様の深い理解→One to Oneマーケティングの実現へ

SNSやブログでは「(多くの人に)見てもらえたかもらえたか否か」「その情報が購買につながったかどうか」という”点”にとどまりがちな情報が、アプリ経由で情報に触れてもらうことで、ひとりのお客様の行動ログとして繋がります。

  • どのようなタイミングだと情報をみてもらいやすいのか
  • どのような情報を欲しているのか
  • どのような情報だと購買につながるのか

など、お客様をより深く知ることで、個々に合った、より適切なコミュニケーションの実現につなげることができます。

運用負荷の軽減

複数のSNSに一斉配信するツールは様々ありますが、アプリコンテンツは別に運用されているケースも少なくないと思います。
SNSフィード取込機能の導入により「運用担当者が手作業で、SNSやブログで発信したコンテンツをコピペしてアプリに」というような二重の作業をなくすことができるため、運用負荷の軽減に繋がります。

 

導入事例:パタゴニア公式モバイルアプリ

EAPを導入いただいているパタゴニアさんでは以前から、SNSやブログなどあらゆるメディアを通じて、パタゴニアさんやその製品に関わる様々な情報を積極的に発信されています。
一つひとつが非常に魅力的なコンテンツなのですが、メディアが多岐にわたっていることもあり、お客様に見つけてもらいにくい、届けきれていないということに課題感をお持ちでした。

その解決策のひとつとして、パタゴニアさんの公式モバイルアプリでは、様々なメディアから発信されている情報をアプリに集約し、タイムライン形式で閲覧できる「ストーリー」という機能を提供しています。
この機能も、今回リリースしたSNSフィード取込機能により実現しています。

リリース直後のパタゴニアさんのインタビューの中でも、こんなやりとりが。

「ストーリー」はこだわった機能のひとつ。パタゴニアの想いを汲んで形にした

鈴木 : 私もひとつ、とても印象深かったエピソードを思い出しました。社内向けにアプリの開発裏話や機能を伝えるために、開発に携わった田代さんと兎村さん(デザイナー)、笹原さんにインタビューをしたんです。すると、3人とも「このアプリで一番こだわった機能は“ストーリー”」だとおっしゃって。

田代 : そうでしたね。全員がまったく同じ答えでした。

鈴木 : パタゴニアが大切にしているストーリーを、お三方も大事に思い、お客様に伝えたいポイントとして意識してくださっているんだな、と嬉しくなったんです。社内のスタッフにも、ストーリーという機能がなぜ、どういう経緯や想いがあって生まれたか伝えると、心から喜んでいました。

浅野 : いいねと言ってくれましたよね。それにストーリーという機能をスタッフ自身も楽しんでいます(笑)。

鈴木 : お客様にもアプリを使って、ストーリーを読んでみてくださいね、と自信を持って伝えられます。

浅野 : そもそも、アプリで実現したいことのひとつとして、パタゴニアが膨大に持っているストーリーをお客様にふれてもらいやすくする、見やすくする、というものがありました。けっこう大きな課題だったんですよ。

田代 : 見せ方について熱くディスカッションした記憶があります。

浅野 : 例えば、動画の見せ方あたりは、ディスカッションを積み重ねましたよね。最初はスマホを縦にした状態で見ていても、動画を拡大表示して、スマホを横にした状態で見る人が多いから、横にしても問題なく見られるようにしよう、とか。

平田 : 週1で開催していた定例会議が、朝10時頃にスタートして、気づくと夕方4時まで議論していた! みたいなこともありました(笑)。休憩をとるのも忘れて、夢中になって話し込んで。

浅野 : いろいろなフェーズを乗り越えて、乗り越えて、ここまできましたね。感慨深いです。

(インタビュー全文はこちらからぜひどうぞ→パタゴニアのアプリができるまで【パタゴニア×ランチェスター座談会】

単純に「アプリ内コンテンツが増える」「負荷が軽減される」といったメリットを超え、ブランドの世界観を伝える機能としてご活用いただいている好事例です。


EAPで他にどんなできるの?こんな連携もできる?など、どうぞお気軽にお問い合わせください!

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橘 ゆう子
管理部 橘 ゆう子 yuko

管理部として、経理・総務・人事・労務・法務など幅広く担当しています。小学生と保育園児の子育てにも日々奮闘中です。