アプリが遅い!その犯人とは?

アプリが遅い!その犯人とは?

6月の後半ぐらいから僕の周りでは、今年のXデーはいつだという話題でもちきりになるわけですが、会社では誰にも相手にされず寂しい想いをしている田代です。
ちなみに僕の周り(釣り仲間)でいわれるXデーとは近年の温暖化により相模湾に回遊してくるようになった大型のキハダマグロが湾内に入ってきて釣れ始める日のことを指します。はい、ここでも一人になりそうなので本題に入ります。

Appストアのレビューをみていると結構な割合でアプリが遅いというレビューがあります。
アプリ開発者の中には「遅いのアプリじゃないんだけどなぁ。」と悔しい思いをしたことのある方が結構いらっしゃると思います。

「え、じゃなんでなかなか表示されないんだよ」ってエンジニアでない方は思うかもしれませんし、アプリ運営者の方も「じゃどうすりゃいんだよ」って思われている方も結構いらっしゃるのではないかと思います。

一般的に遅いアプリの原因としては大きく3つに分類されます。

  1. アプリのつくりが悪い

    これはアプリそのものの作りが悪く、おかしなロジックや処理によって画面描画が遅かったり、機能の実行に時間がかかったりします。当然この場合はアプリ自体の改善で高速化するしかなく、上記の例には当てはまりません。このパターンで多いのはアプリ開発経験が少ないエンジニアが実装したパターンやiOS、Android両アプリをワンソースでビルドできるフレームワークで複雑なアプリをつくってしまったパターンなどがあります。

  2. クラウドが遅い

    実はこれは結構あるパターンです。昨今のアプリは基本的にはクラウド上のデータやコンテンツにリアルタイムでアクセスをする設計になっています。
    そのため、クラウドのパフォーマンスが悪いとアプリにコンテンツが表示されず、結果としてユーザーとしては「アプリが遅い」という理解になります。
    これはアプリエンジニアはどうすることもできず悔しい思いすることになります。

  3. アプリとクラウドの最適化がなされていない

    これは結構あるあるなんですが、APIがすでにあるからそれを使ってアプリをつくってほしいと言われることがあります。そうすると通常はアプリエンジニアだけでアプリをつくって、遅いアプリができます。それはなぜか?アプリにはアプリにとって使いやすいAPIがあるんです。
    逆にいえばアプリにとっては使いにくいAPIによって、アプリ内の処理が複雑になったり、通信回数が増えたりすることで遅いアプリが出来上がります。
    これは結構困った話で、APIはデータを一定のパフォーマンスで返しているので後はアプリでどうにかしてほしいと言われるわけです。絶対にどうにもならないというつもりはありませんが、サーバーに比べればスマートフォンのCPUやメモリには限りがあります。ましてや画面描画というのは非常に重い処理です。これらをアプリエンジニアのスキルや努力で改善するのは無理ではありませんが、無駄だと言わざる得ません。

EAPのアプリはなぜ早いのか?

ここまで読んで頂いた方はおわかりの通り、EAPのアプリが早いのはランチェスターのアプリエンジニアのスキルが高いのはもちろんですが、アプリと、アプリに最適化さたAPIの両方が揃っているからです。
当然、キャッシュやバックグラウンド処理など様々な技術も用いて高速化していくわけですが、アプリもクラウドも高いレベルで実装できるエンジニアが揃っているランチェスターだからこそなせる技といっても過言ではありません。

EAP自体はまだまだ発展途上で改善できるポイントはたくさんあるわけですが、現時点でもサクサクのアプリをご提供できる状態になっています。

今のアプリが遅くて困っている、これからアプリを作るのに絶対にサクサク動くアプリがほしいと思われている方はお気軽にお問い合わせください。

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たしろ
代表取締役 たしろ ta4ken

高校球児⇒バスプロ⇒エンジニアと自らの技術研鑽の日々から、組織と3人の子供達を育てる日々に。悩みはつきませんが、楽しくやってます。