ライフ・ジャーニーを書いてみよう
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ライフ・ジャーニーを書いてみよう

こんにちは。しょぼんです。

毎日楽しく仕事をしているつもりでしたが、先日二年ぶりにお会いした方に白髪が激増していることに大層驚かれましたので、実はそうでもない気がしてまいりました。

ところで、みなさんは「心理的安全」という言葉を聞いたことがありますか?
最近読んだ世界最高のチームという書籍にかいてあったのですが、

「メンバー一人ひとりが安心して、自分が自分らしくそのチームで働ける」

という状態のことだそうです。
そして自分らしくとは、

「自己認識・自己開示・自己表現ができる」

という意味だそうです。
ゆえに心理的安全性高いチームということは、安心して何でも言い合えるし、お互いを信頼できるチームを意味します。

以前この著者がフェイスブック上でアンケート調査をしたところ、250人中、4人に1人が「上司に本音をいうべきではない」、3人に1人が「上司に本音をいっていない」という結果がでたそうです。1/4の人が自分の上司を警戒=すなわち安全だと思っていないという事です。

このような状態の時に何をしたら心理的安全性が高まるのか? ーグーグルでは、「ライフ・ジャーニー」というセッションにより心理的安全性を高めているそうです。
これは自分がどんな人生を歩んで来たのかを具体的に表現し説明することで、価値観ベース、信念ベースの会話ができ、その結果本音を言い合えるようになる効果があるそうです。

そこで今回は自分自身のライフ・ジャーニーを書いてみようと思います。
(ちなみに人生のターニングポイントにおける行動・意図・感情について書くそうです。)

高校時代
県内でそこそこ有名な進学校に入学したものの、ストリートファイター2(以下スト2)にハマりすぎて全く勉強せず。3年になってもやりたいことがスト2以外思いつかないため、進学したい学部もまるで想像ができず。当然勉強もしませんでした。またこの時に、父親の知り合いの会社がパソコンが余っているということでPC-9801DAを偶然手に入れ、パソコンの世界を知ることになります。

大学時代
たまたまひっかかった大学に入学するも、あいかわらずやりたいことがない為バイトばかりしていました。このバイトが大手スーパーの家電売場でお客様にパソコンを販売するだけの簡単なお仕事ですということで採用されたはずなのに、実際は接客・レジ・ポップ作成・工事手配・発注・在庫管理と売場全般の業務を担当していました。担当が多すぎてやりきれないため、タスクの段取りを工夫したり、大学の友達をバイトにひきいれたりすることで乗り越えたりしていました。(この友達はその後大学を中退しバイトのヌシとなります)ただし、接客業務におけるいろいろな出来事から、人と接する仕事は自分には無理だと思い始めます。
また、このバイトを卒業する時に売場のマネージャーから、「お前は段取りだけは上達したな!」と声をかけてもらったことで、そういう適性があるのかも?と少し自信が持てたことを覚えています。

就職活動
就職氷河期&3流大学ということで当然就職課にめぼしい求人があるわけもなく、やりたいこともまるで思いつかないためゼミの教授に相談したところ「OBが経営しているシステム開発の会社がある」という情報を手に入れなんとなく応募します。翌週内定がでてしまいそのスピード感に若干不安になるも、プログラムなら人と接する必要がないだろうという安直な理由で内定を承諾します。

新卒時代
新人研修後は立ち上がったばかりの東京事務所への配属となり、東京で所長と先輩の3人で同居生活をおくりながら業務系エンジニアとしてのキャリアをスタートさせます。実は入社前から会社の経営状態はあまり良くなく、残業代は支給されずボーナスも無しというかなりブラックな状況でしたが、この会社にいた優秀な中国人の上司から要件定義や設計といったシステム開発における基礎知識を学ぶことができました。仕事の裁量もあり仕事自体も楽しかったため実はそれほど大きな不満はなかったのですが、ボーナス時期のある日に目の前で元請けの大手SIの人がボーナスの明細を見ている光景をみて、適当な選択をしたせいでこれだけ待遇に違いがあるのかと現実の厳しさを知りました。そんな中、前述の中国人上司から、実は私はこの会社の社員ではない。自社に戻るからついてこないか?という謎のスカウトをうけ、転職することになります。毎日必死に仕事していましたが、誰かしら評価してくれるもんなんだなと思いました。

SE時代
100人くらいの中堅SIに入社し、前職に引きつづき業務系エンジニアとして働くことになりました。「会社に人がたくさんいる」とか「誰もが知っている会社がクライアント」などあらゆることで感動しましたが、一番感動したのは「ボーナス月に給料ももらえた」ことです(そういうもんなんだという事を知りませんでした)
この会社は年長者が多く何か頼みごとをしたりする時にいちいち気を使わないといけなかった為、頼むより覚えて自分でやってしまった方が早いという事で自分ができる仕事の範囲がすごく広がりました。また、中国企業と提携をしており、その関係で約二年ほど中国人エンジニアと一緒に働く機会があり、せっかくなので、、ということで語学勉強にとりくみました。その結果、旅行に困らない程度の中国語を習得する事に成功し、しっかりとした動機・目標があり、時間を工夫して使えば結果がだせるという体験をしました。

つづく

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しょぼん
取締役 しょぼん syobon

最近エネルギーの90%を卓球に向けています。