screenの使い方

screenの使い方

リモートのUnixシステム上で時間の掛かるコマンドを発行する時にはscreenを使用しましょう。

screenとは、Unixシステム上で立ち上げられる仮想ターミナルで、これを使う事によって、
・不慮の切断により処理が途中で終了してしまう
・処理が長引いたためにPCを落とせない
といった問題を回避する事ができます。

◆使い方
// インストールする(RedHat系)
# yum install screen

// screenを立ち上げる
// 落としていいのかわからないscreenが増殖しないように分かりやすい名前を付ける事を推奨
$ screen -S 20150310_big_date_copy

// 時間の掛かるコマンドを実行
$ cp big_data.img big_data_bak.img

~ここでSSH接続断が発生~

// 再度SSH接続して起動中のscreenを確認
$ screen -ls
There is a screen on:
29746.20150310_big_date_copy (Detached)
1 Socket in /var/run/screen/S-admin.

// 使用していたscreenでレジューム
screen -r 29746.20150310_big_date_copy

// 処理中のコンソールが復元される
$ cp big_data.img big_data_bak.img

◆おまけ
// screenを終了して抜けるときは
$ exit

// 意図的にscreenを残したまま抜けるときは
CTRL + A -> D

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福ちゃん
プロジェクトマネージャー 福ちゃん fukuchan

PM兼、SE兼、雑用係。 プログラムを書く機会はめっきり減ってしまったので、DBやインフラに関する記事を書いていきます。 子育て、筋トレ、資産運用、鳥取県のPRに関心があります。