情報共有ツールのesaとQiitaTeamを比較してみた

情報共有ツールのesaとQiitaTeamを比較してみた

チーム内の情報共有について

案件の情報など以前はGithubのWikiやBacklogにまとめていたのですが、検索などいろいろと使いにくい部分があるので、巷で使われているようなサービスを導入してみようという事になりました。

esaとQiita Teamを使ってみる

色々なサービスがある中、他の人から名前のあがったQiita Teamと、個人的に気になっていたesa.ioを使ってみました。
印象では、私にはesa.ioのカテゴリ分けがすごくシンプルで探しやすいと感じたので、その時点でesa.ioを積極的に使っていこうと決めてそれを使い始めました。
まだトライアル中(1ヶ月半くらい使いましたました)ですが使い勝手が良いのでそのままesa.ioを使うことにしたいと考えています。

しかし、有料版に移行するからにはそれなりの説明が必要なので改めてQiita Teamとの違いを見てみました。

esa.ioとQiita Teamの比較

比較結果は以下のようになりました。
(私個人の主観であり、全ての機能を比較したわけではありません)

エディタの使いやすさ

特に差はないと感じました。

両方ともマークダウンに対応しているのですが、マークダウンを書く上で特に両方とも使いやすいなという印象でした。
ただ、Qiitaの方はkobitoというMacのアプリがあるのでアプリで書きたいという人はQiita Teamの方が良いと思います。

気軽さ

esa.ioにはwip機能があり、完成してないものでも気軽に投稿(共有)していけるようになっています。
そのため、esa.io`の方が気軽に記事がかけると思いました。

テンプレート

特に差はないと感じました。

どちらも登録できるので、思うように登録すれば良いと思います。
Qiita Teamの方が最初から用意されているテンプレートは多かったです

チャットツールとの連携

両方ともslackと連携できるので良いと思いました。

社内ではチャットのツールとしてSlackを導入しているのですが、両方ともSlack連携はできます。

情報の見つけやすさ

カテゴリで階層をたどれるesaの方が見やすいと感じました。
カテゴリ階層のほうがタグより情報も整理しやすいと思います。

ちなみにタグ機能は両方とも対応しています。
検索機能自体はQiita Teamの方が高機能です。

値段

2015/07/10時点では値段はesaのほうが安いです。
どちらが安いかは人数によっても若干変わりますが、Qiita Teamは人数が増えると一人あたりの単価が高くなるようです。

全体的な感想

qiita teamは情報が流れていってしまう感じがあり、何となくしっくりこなかったのですが、esa.ioのカテゴリで階層化するやり方は、わかりやすくて良いと思いました。(これは私がqiita teamの使い方を理解できていないというのもアルかもしれません。)
検索など、機能的にはqiita teamの方が高機能の印象ですが、手軽に使いはじめるのであればesa.ioは良いと思いました。

esa.ioで何を共有するのか

弊社では開発案件に外部のパートナーさんに入っていただくこともあり、案件固有の情報なども含めて全てをesa.ioで管理してしまうと、アクセス権などの問題も出てくると思いました。
案件固有の情報はGithubのwikiで管理するなど、共有する情報によって使い分ける必要はあると思います。

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金子 将範
エンジニア 金子 将範 rubyist

新しいことや難しい課題に挑戦することにやりがいを感じ、安定やぬるい事は退屈だと感じます。 考えるより先に手が動く、肉体派エンジニアで座右の銘は諸行無常。 大事なのは感性、プログラミングにおいても感覚で理解し、感覚で書きます。