TravisCI と CircleCI

TravisCI と CircleCI

最近TravisCIが調子悪いので乗り換えの検討も含めて、同様のサービスであるCircleCIと比較してみました。
TravisCIがどのように調子が悪いかというと、テスト結果が安定しなかったり、テストが走らないことが頻発するようになりました。

TravisCIとは、基本的にはテストを実行してくれるサービスで、テストの自動化などで品質を保つ継続的インテグレーション(CI)の手助けをしてくれます。

TravisCIとGithubのアカウントを連携をすると、Github上のブランチのPullRequestを出した瞬間に全てのテストを回してエラーを検知してくれます。
テストを自動化することにより、デグレや結合による問題を早期に発見してソースコードの品質を保つ事ができます。

試してみた結果としては、CircleCIの方が良さそうだということになりました。

弊社のとあるプロジェクトで使っているTravisCI(Startup Plan)を基準に比較した結果は以下のとおりです。

apt-getの実行

Travis CI: 可能
Circle CI: 可能

seleniumは動くか

Travis CI: 動く
Circle CI: 動く

並列実行

Travis CI: 可能
Circle CI: 可能

料金

Travis CI(2 job): $129
Circle CI(2 job): $ 69

実行スピード(とあるプロジェクトのソースコードにて)

  • apt-get installなし
  • Travis CI : 15:36 / 15:02 / 16:08
  • Circle CI : 15:02 / 13:50 / 13:29

  • apt-get installあり

  • Travis CI : 18:44 / 15:48 / 17:34
  • Circle CI : 14:39 / 15:23 / 14:42

いま使っている機能でいうと出来る事についてはあまり変わらない上、料金は安いので試しに乗り換えてみる価値はあると思っています。
あとは実際に使ってみて決めようと思います。

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金子 将範
エンジニア 金子 将範 rubyist

新しいことや難しい課題に挑戦することにやりがいを感じ、安定やぬるい事は退屈だと感じます。 考えるより先に手が動く、肉体派エンジニアで座右の銘は諸行無常。 大事なのは感性、プログラミングにおいても感覚で理解し、感覚で書きます。