UX JAM に参加してきました

UX JAM に参加してきました

先日 UX JAM 13 という UX に関するイベントに参加してきました。

UX JAM は UX MILK というメディアを運営しているマイナースタジオさんが主催しているイベントです。会場では 3mp さんがコーディネーターを勤めています。

今回の LT は次の 7 つでした。

  • UIデザイナーあるある〜気になるアレ!〜
  • メールマガジンは死んだのか
  • 世界規模で体験をデザインする – PS4のUI開発や空間UXの経験
  • スタフェスで求められてるデザインの役割
  • SEO畑出身のWebアナリストがUXを考えたら
  • マイナス思考で描くUX改善
  • UXデザイン×ヒューリスティック評価

どれもとても面白くて興味がそそられるテーマだったのですが、特に印象に残った LT について触れたいと思います。

マイナス思考で描くUX改善

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株式会社ディー・エヌ・エー デザイン戦略室 宮本昌典さんによる LT です。

ペルソナ

新しいサービスを検討する時にペルソナを設定するけど、本当にそのペルソナって存在するのかな…?ちょっと意識高すぎに設定してしまったんじゃないかな…?とマイナス思考で見直してみようという内容です。設定したペルソナと現実との乖離を認識することで改善の一歩が踏み出せるとのこと。

「サービスへの想いが強いとペルソナの基準が高くなりがち」というのはあるあるだなと思います。ペルソナの基準が高くなりすぎた結果「その機能、本当に使いたい人いる?」みたいな機能が作られたりするというのはよくありますよね。

余談

宮本さんはデザイナーさんなのですが、デザイナーさんがつくる資料というのは本当に丁寧に作られていて見ていて気持ちがいいです。

個人的な想い

あくまでにいたかの個人的な考えですが、どのような場面においてもバランスが重要だと考えています。「必要なものを必要な量だけ」提供するというのが良い UX につながるのでは…と考えています。

特に日本の文化がそうなのかもしれませんが、おもてなしの心というか手厚くもてなすのが美徳とされる風潮ってありますよね。「誰が使ってもいいように、誰もがわかりやすくするために、もっと説明文を書いておこう」と、ユーザのために良かれと思ってやった結果「たくさん説明が書いてあるから難しそう」とか「なんだかよく分からない」といった Bad UX をユーザに与えてしまうのだと思うのです。

この写真は一部合成なのですが、なんとなく日本のどこかに一つぐらいはありそうですよね。まるでラスボスのような出で立ちです。
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出典:rika@mzksrk

なんだかやりすぎているなあと気づいたら(マイナス思考を活用して)一度ふりだしにもどって本来の姿を見つめなおすことで、よりよいものづくりができるのかもしれませんね。
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出典:kurobe.mypl.net

おまけ

これは過去に参加した UX JAM で発表されていたスライドです。タイトルからすでに面白そうですよね。興味のある方は是非チェックしてみてください。

以上

今回はちょっとポエムチックになってしまいましたが、いかがでしたでしょうか。

※ アイキャッチ画像はフリー写真素材ぱくたそさんの写真素材を利用しています。

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